ゴルフは“始まり”ではなく“終わり”が大事。インパクトから逆算するスイング理論
多くのゴルファーは「テークバック」や「トップの形」に悩みます。しかし、スイングはインパクトから逆算した方が圧倒的に安定します。どのような球筋にしたいかが明確なら、テークバックやトップは自然と最適な位置に収まる――これが本質です。
なぜ“始まり”より“終わり”が大事なのか
- 結果の基準が先:目標弾道・打点・フェース向きが決まれば、準備動作(テークバック)は自動的に最短ルートへ。
- 再現性が上がる:インパクト〜フォローの「形」を固定すると、入射角・軌道・フェース管理が安定。
- 迷いが消える:「どこまで上げる?」より「どう終える?」を決める方が意思決定がシンプル。
良いトップを“作る”のではなく、良いフィニッシュを“作れば”、良いトップが“できてくる”。
インパクトから“逆算”する考え方
理想の当たり方から逆算して、フォローとフィニッシュの「基準」を先に決める。
- 弾道の決定:低めに押し出す?高めに止める?まず理想の弾道を言語化。
- フォローの形:フォローを低く長く出す/高くフィニッシュまで解放、など。
- フィニッシュのバランス:片足立ちで2秒キープできるか=全体が整っている合図。
この基準が決まると、トップの高さや幅、テークバックの軌道は“結果”として決まるようになります。
安定の3キー:インパクト以降を整える
- ① クラブを正面で止めない:体の回転に沿って振り抜く。止めるとフェースが返りすぎたり刺さる原因。
- ② 同じテンポ:距離は振り幅で、方向はフェース管理で。テンポは常に一定に。
- ③ フィニッシュで立てる:左右バランスが取れていれば、入射とリズムが整っている証拠。
今日からできる“逆算”ドリル3つ
- フォロー停止ドリル:ハーフスイングでフォローを胸の高さで1秒静止。体の正面でクラブを止めず、面を保つ。
- フィニッシュ固定ドリル:素振り→打球の順で、2秒静止できるフィニッシュを先に作り、その形のまま打つ。
- 低いフォロードリル:ボール後方30~50cmに仮ラインをイメージ。そのラインへ真っ直ぐ低くフォローを出す意識で打つ。
よくある勘違いをやさしく修正
Q. トップが浅くなるのが不安です。
A. 目的が「低く押す」なら浅めトップでOK。フィニッシュで立てるかの方が重要です。
Q. 手で合わせた方が狙える気がします。
A. 合わせ打ちは一時的には当たりますが再現性が落ちます。体の回転×同じテンポを優先。
Q. テークバックの軌道は見ないの?
A. 最初から“作る”のではなく、フォローとフィニッシュが整っているかを先に確認。結果的に軌道も整います。
まとめ:スイングは「逆再生」で考える
- テークバックよりインパクト〜フィニッシュを整える。
- “どう当てたいか”→“だからこう終える”→“それに合う準備動作”。
- 美しいフィニッシュは、安定したインパクトの証明。
次の練習では、まずフォローとフィニッシュから決めてみてください。テークバックは“あとから勝手に”決まってきます。
ちなみに逆再生の考え方はコースマネジメントにも役立ちます。
ティーイングエリアから考えるのではなく、
ピンポジション→グリーンの位置→アプローチするならこのエリア→セカンドショットの位置→ティーショットの順で考えると次にすることのプランが確立できます。


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