パターを打つまでに考える5つのこと。ベスト79が大切にしている“入れる前の準備”
パターは打つ前に勝負がつく——。スコアが安定してから強くそう感じます。構えた瞬間の「迷い」を消すために、私はいつも打つ前の思考を一定にしています。今回は、ラウンドで実際に意識している5つのことを共有します。
① まずは、真っ直ぐ転がした時にどうなるかを想像する。
ラインを探し続けると迷いが増えます。まずはどんなラインでもボールからカップにまっすぐ転がしたらボールがどこに止まるかを想像→真っ直ぐのライン以外は入らない。傾斜があれば、右か左に外れるはず。その外れた分の幅を打ち出し方向の大まかな指標にする。※後方からも確認して
- 慣れてくるとフックするかスライスするかすぐに判断がつくがまずはまっすぐ転がした場合を想像してみてほしい。
- 後方からも確認程度にチェック
② 距離感はボールとカップを結んだ線を横からの見て決める。 “フックならボールの左側から!” “スライスならボールの右側から!”
しゃがんで傾斜の確認。上りは強めに下りは弱めの判断材料にしよう。水平の場合との誤差分を距離に±(プラスまたはマイナス)する
- フックと読んだ場合、ボールの左側から周りボールとカップを結んだ半分くらいの真横の位置から上りか下りかを確認。(スライスの場合は逆から確認)
- ロングパットの時は②→①の順でも良い(20ヤード以上のロングパットは距離感の方が大事)
③ 横から確認している時に距離感を“音”で決める
振り幅よりも転がる音をイメージ。素振りの時はもちろん、実際に打つときにも心の中で唱えながら転がす(打つ)と迷いがなくなり緩みや打ち損じが減る。
- ミドルパットなら『スーーっ』とか
- ロングなら『シュゥーーー、タラタラタラーー』とか
- ショートなら『フゥッ』など
- その時の出た自分の言葉で構わないのでそれを心で唱えながら横から見ている傾斜と“音”を首を振り目で感じながらマッチさせる
④ 仮想カップ(仮想ピン⛳️)の設定
実際のカップではなく自分のイメージしたピン📍を立てる。そこに真っ直ぐに転がす。ここまでで打ち出し方向についての考えは終了。
- 上りのフックなら実際のカップより仮想ピンは右奥
- 上りのスライスなら実際のカップより仮想ピンは左奥
- 下りのフックなら実際のカップより仮想ピンは右手前
- 下りのスライスなら実際のカップより仮想ピンは左手前
⑤ 仮想ピンに止まるように「転がす」
打つ時にはもう方向や傾斜は気にしていない。というか設定が完了している状態。
あとは事前に用意していた“音”と共にストロークするだけ。そうすると迷いが消え、顔が早く上がるなどのミスがなくなる。センターヒットの確率が上がる。
あとは答え合わせ!
タッチ(“音”)が合えば実際のカップに近づくし入るはず・・・(期待!)
外れてもタッチ(“音”)が合わなかっただけと切り替えよう。
今日からできる3つのドリル
- 音合わせドリル:同距離を同音・同テンポで10球連続。※音と距離が合うパターを選ぶ
- 仮想ピンをティーペグで実際にさす:答え合わせの可視化。ショートする人なら仮想ピンを奥に、オーバーする人は手前に微調整
- 30センチオーバーの意識:外れてもカップの30〜50センチオーバーしている人の方が入る確率が高い。ショートする人は“音”のボリュームを少しあげよう(よほどの下りのパットが残るようなピンポジションでなければ、1メートルくらい外れても返しのラインがわかる。)
よくある質問(FAQ)
Q. 読みがズレます。どう修正する?
A. 2メートルくらい距離で細かく設定。8メートルのパットだったら2mずつ4分割の状況で考え、仮想ゲート設定→通過させるように強さ(音)を調整。
Q. 緊張で手が動きません。
A. “音”に集中。1つのことだけをやること。
まとめ:打つ前の準備が、結果の9割
- 真っ直ぐ転がしてみた時の 想像力 ←大まかに曲がる方向を決める ↓
- 上り下りの 判断力 ←大まかな距離感 ↓
- ラインと距離感は「読む」より決断力 ←仮想ピンと音の最終設定 ↓
- 決めてたことに後悔はしない 覚悟力 ←次のホールに持ち越さない。入っても入らなくても!
グリーン上ではマクロ(全体)からミクロ(細部)へ分析し答え合わせへの情報収集をしていくことがスコアアップの鍵となります。
次のラウンドで、この5つを静かに確認してから打ってみてください。今まで以上にゴルフが楽しくなる人が増えると想像して眠りにつきます💤

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